O様邸 長期優良住宅
場所 福井市内
安心の検査体制 長期認定の技術審査からはじまり、確認申請 瑕疵担保責任保険 フラット35による検査等でクロスチェック。

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内部への人の出入りが少なくなったので玄関タイルを施工します。タイルは雨天時のスリップ事故を防ぐためグリップ力の高いものを使用しており、触ってみるとすごくザラザラしています。 駐車場となる土間コンクリートですが、殺伐としがち。ポイントで砂利の洗い出しを施工します。無機質なコンクリートにも円形の温かい色が加わることで、すこし落ち着く雰囲気がでます。 砂利を十分に沈めて後の剥がれを予防します。 外装工事も大詰めです。あとはベランダ手摺を待つだけとなりました。 ベランダにはアクリルパネルの手摺をつけることで、外観に軽快な印象を企図しました。 ベランダの手摺が見えるでしょうか?通常の腰壁の手摺が右手の奥に写ってますので較べてみてください。かなり軽やかなイメージです。 長期優良住宅の認定を受ける条件の一つである「建設過程の公開」をおこなっています。<br><br>完成見学会ではご覧になれない構造を直接見ていただけます。 ご来場いただいたお客様には写真にあるボードを使って、長期優良住宅の制度ができた背景や基本的な概念などをご説明させていただきます。<br><br> 長期優良住宅の要件である「維持管理・更新の容易性」が、もっともわかりやすいかたちであらわれる、排水管の処理をご説明しています。<br><br>写真では見えにくいですが、排水管は基礎を傷めることなく更新できるようになっています。 断熱材は供給が追いつかない状態が続いていますが、早めの対応で入荷しました。<br><br>施工前に熱抵抗の値と厚みを確認します。 計画された場所以外の熱の出入りがないように、隙間なく充填します。 天井より高い部分は充填が甘くなりがちなので、よく確認します。<br><br>桁の下端までギュッと詰めてあり、大工さんに次の工程であるボード貼りに進んで<br>もらいます。 本日より床材(一般にフロアーとかフローリングとよばれてます。)を施工し始めました。床鳴りがしないように場所によっては貼り方に工夫をしています。 フローリング施工前に重要な検査項目があります。<br><br>合板をとめるビスの間隔の確認です。<br><br>根太を使わない工法なので床下地には厚さ24oの構造合板をはります。<br><br>床鳴りの防止や耐力上とても有効なのですが、ビスのピッチを細かくする必要があります。 上棟後の中間検査状況です。構造金物をチェックしています。第三者による検査は緊張しますが、もし見落とし等を発見してもらえたら、それは「この住宅にとっては良いことだ」と言う思いで検査をうけています。 引き続き、軸組みの確認です。 最後は防水の検査です。防水面からサッシの下までの寸法や勾配を調べます。結果は無事合格でした。 朝8時の状況です。7時30分より開始しています。1日でおおまかな雨仕舞いを終えるために段取りよく施工します。 ベランダ部分の床下には厚さ75mmの断熱材が入ります。外気に接する部分なので、結露しないよう隙間なく敷き込みます。 午後3時頃ついに屋根の下地施工まですすみました。その日のうちに雨仕舞いを終えることは、躯体にとってもその後の内装工事にとっても良いことばかりなのでみんながんばっています。 屋根材の下地となるアスファルトルーフィングの材料検収です。屋根防水の要なので、厚さや重さの優れたものを使用しています。 上棟日が無事終わり、雨の心配もほとんどなくなりました。 現場は2月21日の上棟へ向けていよいよ木工事にはいりました。弊社のEco-i工法では基礎断熱と熱交換器によって地熱を利用した、全館冷暖房をおこなうため床下の気密性が特に重要になります。写真は外気の進入をシャットアウトする構造の一部である気密パッキンです。 基礎に使用する断熱材は厚さ50mmの高性能ですが、基礎に密着していないと効果が半減してしまうので、施工のチェックはやはり重要です。基礎スラブにも多少の凹凸があるので、隙間が断熱の欠損とならないよう発泡ウレタンにて充填します。 基礎のコンクリートを打設前の状況です。従来では排水管はコンクリートの中に埋設されるため、リフォームなどで水周りの変更をしようとすると基礎を一部破壊したりしなくてはなりませんでした。しかし長期優良住宅では「維持・管理の容易さ」という基準があり、排水管はコンクリートに直接埋設をしないため写真のように、さや管と呼ばれる管を介在させてコンクリートに埋設します。 大雪により遅れましたが、配筋検査がありました。D16と呼ばれる太い鉄筋を多く使用しているため、鉄筋相互の空き寸法等注意深く施工した甲斐があって無事に指摘が無く合格しました。 鉄筋の比較です。手に持っている方が住宅で一般的に使用されるD13とよばれる太さの鉄筋です。右側の施工された鉄筋はD16とよばれる鉄筋です。太さの違いがお分かりになるでしょうか?さらに注目していただきたいのは、D16が2段になっているところですが実は強度をうりにしている大手メーカーはD16が1段なのです。長期優良住宅ではこのような一般のかたにはわかりにくいポイントも構造計算によりチェックされています。 施工業者が揃い、地鎮祭にて施主様にご挨拶。<br>実際にお顔を拝見することで、責任感がグッと増します。 地震の影響で外壁やキッチンがはいってこない等のトラブルもありましたが、ついに完成しました。 全体では4種類の外壁を使用しましたが、色合いがうるさくならずにうまくまとまったと思います。

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