物件名 えんとつのある家
コンセプト 無垢の床やドア・アンティークのレンガを貼った外壁・アイアン鋳物など、自然素材を使用した南欧風プロバンスの家。
特徴 長期優良住宅の認定をうけた高性能住宅。
フラット35Sの「省エネルギー対策等級4」に適合するため、非常に断熱性能が高い。

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 トイレにも無垢のこだわり  玄関横はサイド玄関と土間収納   2階の勾配天井にはべルックス社の天窓  その下には高さ1.4mの収納空間が  2階ホールにはスキップフロアの立体空間           えんとつのある家U  えんとつのある家 外装のタイル工事が完了しました。凹凸のある風合い豊かなタイルを採用したので、一枚一枚貼り付けて 一本一本、目地を押さえていく昔ながらの工法となりました。職人さんの苦労が報われる出来になったと思います。 住宅瑕疵担保責任の履行の確保 による中間検査をうけました。図面通りに施工をおこなっているので無事合格でしたが、やはり緊張します。写真は検査員の方が実際に寸法を確認しているところです。 筋交いの数や位置、釘の数をチェックしています。 構造上重要なHD金物の取付を確認しています。取付に使用しているビスの本数にいたるまで厳密にチェックをうけます。 床の施工が始まりました。室内イメージを決定するおおきな要素が床です。無垢材を利用するとやさしい雰囲気になりますが、キズがつき易く施工には気を使います。 基礎断熱の確認です。床を敷くまえに断熱材と基礎に隙間が無いかを調べます。 床の下地となる合板を敷きました。剛床なので釘のピッチは150mm以内です。 いよいよ上棟日です。作業前に四方お清めとして、棟梁とお施主様で塩とお酒を撒きます。 作業開始は7時30分頃でした。 お施主様は作業の進行を見ながら、カラーコーディネートをしています。 9時30分 作業は2階にすすみました。 上棟の翌日には外周に構造面材がはられ、屋根は防水が終わります。雨にさらされる期間が短いので躯体にも良いです。 いよいよ基礎工事にはいりました。鉄筋の施工前に地鎮祭にてお預かりした 鎮め物 を埋設します。今日はお施主様の立会いのもとで丁寧に埋設させていただきました。 基礎の底盤の下にしっかりと建て込みました。 鉄筋工事が完了しました。コンクリートを打つと見えなくなる部分なので、半日かけてじっくりチェックします。 メンテナンス時に人が床下を移動することを想定して「人通口」とよぶ基礎の立上りの無い部分があります。その部分は構造上鉄筋が連続しないため、「開口補強」をおこないます。写真で斜めにみえる鉄筋が開口補強筋で、定着長さや太さが規定されています。 鉄筋を腐食等から保護するために「かぶり厚さ」が規定されています。基礎の下部は土に接する部分であり、60o以上が必要です。以外におろそかになりがちなポイントですが、重要なポイントでもあるので要チェックです。 鉄筋工事は重要な工程であるため、自主検査後には第三者による検査があります。<br>今回は「瑕疵担保責任保険」における検査となります。<br>検査員の入念なチェックをうけ、よりお施主様に安心していただける現場にしていきます。 基礎断熱に使用する断熱材の種類と厚さをチェックします。写真のように50mmと言うとかなりの厚さになります。これで基礎の外周を全て断熱します。床下の温度が安定し冬の底冷えに有効です。 準備が整い開始を待ちます。天候に恵まれ幸先が良いです。 施主様による 鍬入れ の儀式。 施工業者が整列し、ひとりひとりが施主様と顔をあわせて工事への取り組みを述べます。施主様の人柄に多少でもふれることで責任感がでて、工事中にコミニュケーションも円滑になります。一方で施主様のほうは、現場にいった際に「顔を知っているので話掛けやすい」とご好評をいただいています。 足場がとれて全体がわかるようになりました。 外壁はサイディングでない本物のタイルです。軒には現場塗装した無垢の杉を貼っています。 LDKその@ 全体に天然素材を使用しています。 リビング階段 手摺は鉄製の鋳物でオーダーメイドしたものです。 無垢材をふんだんに使用したキッチン、床のタイルは1枚1枚微妙に寸法が違うため目地のラインがやわらかく、その空間のイメージがあたたかいものにしています。

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