物件概要 2階にLDKを配して、住宅地にあってもプライバシーと眺望を確保。深くとった軒や広いベランダが落ち着きある風情に。住戸中央にある吹抜けが、暗くなりがちな1階の生活空間に光を取り込んでいる。

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レンジフードが直接天井につくため、壁のないオープンな空間になりました。 照明のスイッチもアンティーク調を採用しています。小さな部品ですが意外と全体の印象に影響します。 木製のシャッターで外観をおだやかな表情にまとめました。 一体の空間とした2階にあるLDKには、大きなサッシが隅々にまで光を届けます。 インナーガレージから玄関への動線。勝手口近辺へ接続することも多いですが、接道条件等から決まりました。 シャープな屋根と深い軒の出はとてもシンプルですが、見かけによらず構造的にも寸法的にもかんりの検討がなされています。 上塗りを待つ状態。 2階に浴室を計画したのでUBの裏側がよくわかります。 隠れてしまう天井のなかは特に記録を残しておくことが大事です。 断熱材の吹付状況。厚さ80o以上が規定ですが実際は100oぐらい吹いています。 断熱吹付には機械を積んだトラックでやってきます。 屋根は下地が重要。屋根材本体よりも注力してしまいます。 瑕疵保険中間検査。ベランダへの掃出しサッシまわりは漏水しやすいため重点的にチェックします。 防水シートは熱反射率の高いデュポン社 タイベックシルバー を採用。良さを知ってしまうと、白っぽい従来のシートはもう使用できません。 柱がたつと梁をかけますが、クレーンの出番です。 熱交換機を床下に設置します。すべての吸排気がここを通過し、熱の授受を行います。 排気がいったんここに集まり、熱交換機を経由して屋外へ排出されます。 時期も良く綺麗にできました。 検査後にはコンクリート打設。配合は伝票で確認しています。 ダブルのスラブ筋ですが、ウマとスペーサーで上筋・下筋ともにかぶりがとれています。 配筋検査を受けました。ダブル配筋でスペーサーが規則正しく配置してあるのがわかります。 躯体に開口を設ける際は後からコア抜きしたりせず、事前にスリーブを入れ鉄筋を補強します。 基礎人通口は維持管理に不可欠なので止む無く開口としますが、鉄筋の補強を行います。 直接基礎で表層改良となりました。杭基礎ではないので支持層の確認はしませんが、必要深度まで改良がなされているかはフェノールフタレインやレイリー波の再調査で必ず確認します。 元請けも立ち会います。 住宅では表面波探査やSW方式による地盤調査を行います。

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