今回は断熱と気密の話です! 断熱の材料、方法にはいろいろな種類があり、充填断熱・外断熱(外貼り断熱)・現場吹き付け発砲ウレタン…などなど、各社とも高断熱の住みよい住宅を目指して研究をしています。 では、カナディアンホームは、と言うと… 高性能グラスウール(寒冷地仕様)を構造体の2×6に目いっぱい(140mm。2×4だと80mm)詰めて、室内側に「ベーパーバリア」(気密を取るためのフィルム)で壁面を包んでいます。 ベーパーバリアを使用する会社は何社かあるかと思います。 さてそこで、カナディアンホームファクトリーの拘り(こだわり)です… 写真のサッシ(樹脂サッシLow-eガラスです)の左にある白いテープでカバーされた四角の部分がコンセント(これはエアコン用)、その左にある丸い部分がエアコンの冷媒管用(ホース用)のスリーブです。 コンセント周りには、バリアーBOXと言いますがコンセントBOXを包み込むように箱型のフィルムで気密を確保してそこに電気配線のコードを差し込んでいます。 エアコンダクト周囲には、木材の端で枠を作り、その中に構造躯体を抜く先行パイプを通し、フィルムを被せ、テープで止めています。 そして何より、壁を包み込むフィルムにつぎはぎが一つもないことが、ものすごくすごい事なのです! 構造躯体を造る棟梁ほかの面々、断熱材とベーパーバリアを施工する職人さん、電気配線工事をする人、それぞれファクトリーほか工事に係わるの全員が一つのチームとして機能すると、こういう拘り(工場長は当たり前のことをしているだけと言います)の家造りが出来るのだと思います。 ほんとに、写真の部分意外も壁面にはつぎはぎのテープは一つもありませんでした。 チームの全員に感謝! みなさん一度工事途中のカナディアンホームの現場に来てみませんか? 基本に忠実に施工することが、良い家を造る一番の道だということが少し分かるかもしれませんよ。 現場見学はいつでも歓迎いたします。 ぜひご一報くださいませ! |