設備編
基礎内配管工事のほんの小さなこと!
基礎工事が終わり、床下(基礎耐圧盤の上)の給排水の配管工事が始まります。
現在住宅の基礎は、ほとんどがベタ基礎になり、給水・排水管も基礎の耐圧盤を貫通して外部に出たり、外部から入ったりしています。
写真の右に見える立上りのパイプは、基礎のコンクリートを打つ前に給水管の外部からの引込用に先行して設置されたものです。
左の水色の配管(これは水色の保温材に巻かれた給水用のポリブデン管)のように、パイプを基礎平面の部分で切って、外部より屋内に入ります。
そこで…配管横に置かれているボンベ!
これは発砲ウレタンのボンベですが、パイプと給水管の隙間(わずかな隙間です)にノズルを差込み、たっぷりと発砲ウレタンを注入します。
水色の給水管の周りにふんわりと盛り上がっているのが、ウレタンフォームです。
ほんの些細なことですが、おもに隙間からの水分や虫の侵入をシャットアウトしています。
やがて、床が敷かれ、壁が立上り見えなくなってしまうほんの些細な仕事…でもとても肝心な部分です!